解説 計算の順番

計算は次のきまりにしたがって進めます。

①左から計算する

②( )の中から計算する

③×や÷を計算する

④+や-を計算する

 

例を見てみましょう。

 ①左から計算する

  80÷2×4

  左からですので、わり算、かけ算の順に計算します。

  途中式 80÷2×4=40×4=160
   ※途中式では、まだ計算をしていない部分はそのまま書きます。
  間違いの例 80÷2×4=80÷8=10←右から計算してしまった。

 ②( )の中から計算する

  2×(10+4)

  途中式 2×(10+4)=2×14=28
  間違いの例 2×(10+4)=20+4=24←2×10+4 の式と同じように計算してしまった。

 ③×や÷を計算する

  10+3×2

  途中式 10+3×2=10+6=16
  間違いの例 10+3×2=13×2=26←足し算を先にしてしまった。

 ④+や-を計算する

  8-10+7

  途中式 8-10+7=8+7-10=15-10=5

  <交換法則>
  足し算やかけ算は順番を入れ替えることができます。
   A + B = B + A  、 A + B + C = A + C + B
   A - B + C = A + C - B
   A × B = B × A  、 A × B × C = C × B × A
   A ÷ B × C = A × C ÷ B

   例えば、①の問題を 80÷2×4=4÷2×80= 2×80 = 160 などとしても良いのです。

   複雑な計算式に取り組む場合には工夫の手段として役立ちます。

 

    ●まとめ●

①左から計算する

②( )の中から計算する

③×や÷を計算する

④+や-を計算する

では計算の順番にしたがって練習をしてみましょう。

 例題 12÷(20-2×3)×28

 式が複雑になってくると、どこまで計算を進めたのか分かりにくくなってきます。計算ミスを防ぐために、途中式をきちんと書きましょう。途中式は、計算の見直しをする時にも役立ちます。計算ミスをした時は、式をいきなり消しゴムで消さずに、まずはミスの理由を確認しましょう。そうすれば、自分の間違えやすいところ、弱点や悪い癖などが見えてきます。自分の弱点に気づけば、次からは気をつけるようになるので、ミスが減りますよ。計算は、速いだけでなく、正しいことが大切です

 ここでの学習では、計算ができるだけでなく、途中式の書き方を身につけることが目標です。頑張りましょう!

 例題の答え
  12÷(20-2×3)×28 = 12÷(20-6)×28 (←かっこの中、かけ算を計算)= 12÷14×28 (←かっこの中、ひき算を計算)= 28÷14×12 (←順番を入れかえる)= 2×12 (←左から計算)= 24